道徳授業を変える

漫言放語 №53

開発教材で道徳授業をつくる

SDK代表 鈴木健二

 『侃侃諤諤』第21号が配信された(会員限定のメールマガジン全20ページ)。

 今回の特集テーマは、


開発教材で1時間の道徳授業をつくる


である。

 自ら開発した教材で道徳授業をつくるのは、高度な力量がないと難しい。今回の特集では、その難しさをどう乗り越えるかというヒントが満載である。

 例えば、執筆者の一人H氏は、


新たなものさし+具体的事例で1時間の道徳授業をつくる


という提案をしている。

 道徳授業では、認識の変容を促すことが重要であるが、そのポイントとなるのが、行動の指針となる「新たなものさし」を示すことである。子どもたちは、「新たなものさし」を学ぶことによって、自分自身の言動をよい方向に変えていくためのヒントを得ることができる。それをさらに強化するのが、具体的事例を加えるというアイデアである。

 H氏の論文を読むと、開発教材で1時間の道徳授業をつくるための重要な視点が見えてくる。

「侃侃諤諤」鈴木先生論文冒頭

 私も巻頭論文で具体的な素材をもとに、開発教材で道徳授業をつくるステップを提案した(右に冒頭部分のみ示す)。


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