漫言放語 №51
夏に学ぶ
SDK代表 鈴木健二
夏休みは、日々多忙な教師にとって深い学びを積み重ねることのできる貴重な時間である。さまざまな研究会に参加する教師も多いことだろう。私も若いころ、仲間を誘って全国のさまざまな研究会に参加したことを思い出す。
そのような学びの積み重ねが自分の未来を創っていく。
サッチャー(元イギリス首相)が次のようなことを言っている。
努力せずに成功した人を、私は一人も知りません。
努力こそが成功の秘訣なのです。
教師にとって成功とは何だろうか。それは、
子どもにとって価値ある教師になること
ではないかと思う。
そのような教師をめざす人のために、新しい道徳授業づくり研究会(SDK)では、今年も全国大会を開催する。概要は次のとおり。
- 日 時 2023年8月5日(土) 9:45~17:00
- 会 場 愛知教育大学
- 参加費 3000円(会員2000円)
- テーマ 道徳授業の効果を高める評価のあり方
当たり前のことだが、ただ努力をすれば教師として成長するわけではない。
重要なのは、「どのような努力をするか」である。
大谷翔平も藤井聡太も、その世界で1、2位を争う努力をしている。しかしその努力はしっかりした根拠に基づいている。だから成長し続ける。
SDKで大切にしていることは、
成長につながる切磋琢磨の場をつくる
ということである。
全国大会では、午前に自由研究発表、午後に「小さな道徳授業」プランの検討会が設定されている。参加者同士の活発な議論が思考を刺激し、次の努力のヒントが見えてくる。
現在すでに多くの方から参加申込があり、満席まであとわずかである。
暑い夏の一日、全国大会に参加して熱い夏を体験してはどうだろうか。
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新着情報
開催予定
2023年10月14日(土) | 12:55~17:00 | SDKセミナー in仙台2023 |
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2023年10月21日(土) | 13:30~17:00 | 第24回 『感性を磨く』教師修業 鈴木健二オンラインセミナー |