道徳授業を変える

漫言放語 №45

合宿で学ぶ

SDK代表 鈴木健二

 嬉野温泉で合宿が行われた(開通初日の西九州新幹線で嬉野入り!)。

 2019年に淡路島で合宿して以来、3年ぶりの開催である。

 合宿のよさは、参加者が一泊二日で思う存分学び合えるというところにある。

 今回も、さまざまなことを語り合い、夜遅くまで盛り上がった。

 嬉野合宿では、次のテーマを設定した。


これを学べば、必ず教師力が向上する!


 何でもいいから学べば成長するというわけではない。

 何をどのように学ぶかが重要である。

 今井むつみ氏は言う(『学びとは何か』岩波新書)。


「よい学び」を実現するためには、まず一人ひとりが自分は何を目的にして学びたいのかを考え、その目的のために最もよい方法は何かを考え、それを実践しつづける「学びの探究人」であってほしい。


 結局、自分で考えるしかないのだが、何の手がかりもないところから「よい学び」は生まれない。

 だから、合宿の冒頭で話したのは、


 成長につながる「考え方」を手に入れてほしい


ということだった。

 「考え方」を手に入れた教師は、「学びの探究人」となっていくはずである。

 合宿で一番前に座っていた二人の若い教師が印象に残っている。

 二人とも今年度採用されたばかりの初任教師だった(なんと、今回の合宿主催者A先生の中学校の教え子!)。

 その中の一人Yさんは、懇親会の自己紹介で次のように宣言した。


 次の合宿には、自分の意志で参加したい!


 今回は、恩師のA先生に誘われて参加したのだが、一日目の学びで意識が大きく変わったのだろう。

 合宿で「よい学び」を持続するための「考え方」をつかんだ二人の若い教師がこれからどのように成長していくのか楽しみである。


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開催予定

2022年8月27日(土)ライブ配信13:30~16:30教育出版 道徳オンラインセミナー
2022年10月22日(土)13:00~17:00第19回感性を磨くセミナー
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